中性脂肪の値が低すぎる、血中に中性脂肪が少ない、そんな状態を低中性脂肪血症と呼びます。中性脂肪値が30mg/dL以下の場合は、低中性脂肪血症の疑いが強いといえます。
しかし、この低中性脂肪血症は、ほとんどの場合が何らかの問題を起こす可能性はありません。栄養状態などが原因となって起こる場合が多いからです。近頃食事をきちんと摂っていないと感じる人は、まず食生活から見直してみる必要があります。
また、生まれつきあまり中性脂肪値の高くない人もいます。低中性脂肪血症の人の中には、無理に脂肪分をとろうとする人もいるようですが、普通に生活して中性脂肪が低いのならばあまり心配はいりません。
しかしその一方で、病気が原因で起こる低中性脂肪血症もあります。そのひとつが、甲状腺機能亢進症です。甲状腺機能亢進症は、血中に甲状腺ホルモンが出ることで様々な異常が起きる病気です。
甲状腺機能亢進症にかかると、動悸や疲れやすいなどの症状が出ます。また、たくさん食べてもまったく太らないという場合もあります。体の特徴としては、眼球が突出したり甲状腺が腫れたりします。甲状腺機能亢進症は血液検査などでわかり、治療すれば治る病気です。
中性脂肪の値が低くて心配な人は、とりあえず医師の下に行って一度検査を受けてみるのもよいかもしれません。
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